こんにちは!神谷町駅直結の歯医者『虎ノ門ワールドゲート歯科』のスタッフです!
今日は矯正のよくある質問を紹介していきたいと思います。
Q.矯正に年齢制限はありますか?
A.歯列矯正に年齢制限はありません。ただし高齢者の方で矯正をする場合、いくつか気をつけることがあります。一番大事なことは、口腔内をきれいで健康的に保つことです。矯正装置をつけると歯磨きが難しくなるので、歯周病や虫歯のリスクが高くなります。歯を動かす際に歯周病の症状を進行させてしまうと歯を支える骨が溶けてしまい、もろくなった歯に矯正の力をかけるため、最悪歯を抜かなければならなくなることもあります。なので、歯周病や虫歯がある場合、あらかじめしっかり治療をしてから矯正治療に入ります。
Q.矯正で歯を動かすと痛いですか?
A.歯列矯正は歯に圧力をかけて動かす治療なので、どうしてもある程度の痛みを伴います。ただ、ほとんどの痛みは矯正が進むに従ってなくなります。矯正の痛みを感じるタイミングですが、個人差はありますが、「装置を付けた後」、「装置の調整をした直後」がほとんどです。痛みは2〜3日、長くて1週間程度で収まりますが、無理して硬い物を食べず、なるべくやわらかい物を食べるようにしてみてください。当院で行なっているマウスピース矯正(インビザライン)は従来の矯正装置より痛みに対処したものとなっております。
Q.矯正は妊娠してもできますか?
A.基本的に、妊娠中でも矯正治療は可能です。しかし体の変化により、気を付けなければいけないことがあります。
一つ目は、虫歯や歯周病リスクに対する口腔ケアです。つわりの時期と重なると、歯磨きの時間が苦痛になるため、虫歯・歯周病リスクがさらに高くなってしまうことが考えられます。できる限り、お口の中を清潔に保ち、つわりの時期が終わったら、念入りに歯磨きを行うようにして下さい。安定期に入ると、歯科医院で歯のクリーニングを受けておくと残っている歯の汚れ(プラーク)も取れてスッキリします。
二つ目は、レントゲン撮影です。矯正治療前、矯正治療中や矯正治療終了時にレントゲン撮影を行うことがあります。歯科でのレントゲン撮影時の被ばく量は少しですが、レントゲンが心配な方もいらっしゃると思います。妊娠前に撮影した分には特には心配いりません。レントゲンを撮る前に妊娠の有無をご確認させていただく場合がございます。
三つ目は、痛み止めや抗生物質の服用です。矯正治療で歯が動く時、痛みを感じる際に痛み止めを服用していただいたり、抜歯後に化膿止めの抗生物質が処方されますが、薬によっては赤ちゃんに影響を及ぼ薬もあります。妊娠中の方にも比較的安全に使える薬はいくつかありますが、妊娠中であることを歯科医師にきちんと伝えておきましょう。
今日は矯正についていくつかの質問に答えさせていただきました。マウスピース矯正(インビザライン)を当院でも行なっておりますので、矯正にご興味のある方はご相談お待ちしております。