虎ノ門駅近く神谷町駅直結の歯医者、虎ノ門ワールドゲート歯科クリニックのスタッフです!
今日は治療の一部を紹介します。
お口の中は細菌だらけ。 治療を始める前に口の中を清潔な環境に整えることが大切です。 汚れている水で手を洗っても意味ないですもんね。
まず、歯ブラシのやり方を習います。
そのためにプラーク(歯垢)を染色し、磨き残しをチェックします。 プラークは白っぽくわかりにくいので色で染めて可視化します。 第1段階の目標は染色部が20%以下です。 唾液の抗菌作用や全身の免疫力によって差はありますが、磨き残しを20%以下にしないと歯周病の改善は困難です。 またむし歯の再発も起こってきます。
なにに染まる?
歯垢の中のタンパク質と多糖類に結合して染まります。
そこで、赤や青の色素で歯垢だけに色をつけ、区別をつけやすくするのが染め出し剤です。 染め出し剤によって歯垢だけが染まるのは、染め出し剤の色素が歯垢の中のタンパク質と多糖類に結合するからです。 よく磨けている歯は歯垢がついていないので、色素が結合せず染まりません。
自分の毎日の歯磨きがしっかり意味のある歯磨きで行えているのか、確認し改善すること、それを毎日実行することが大切です。