こんにちは虎ノ門ワールドゲート歯科です。
人の身体には数百種類の筋肉があります。例えば、口を開ける、咬む、飲み込むといった動きができるのは顔の筋肉のおかげです。
そして舌にも筋肉があります。むしろ、舌は筋肉で出来ています。
舌の働きは、味を感じる以外にもたくさんあります。咬んだり飲み込んだりするとき、口の中の食べ物を移動させる働き。唾液の分泌を助ける働き。発声にも舌が必要です。
これらの動作では、歯も舌と一緒に働きます。食べる時はもちろん、発声でも歯が無くなると今まで通りとはいかないことも。何気ない動作の中で、実は大活躍している舌。
舌の力が弱り、飲み込む力が低下すると、睡眠にまで影響してしまいます。睡眠時に舌の力がゆるみ、喉の下の方に舌がさがり、気道が塞がれて呼吸ができない状態に。睡眠時無呼吸症候群の原因のひとつです。
食や睡眠など人が生きる上で最も重要なことに関わるのですから、舌も元気な状態を保ちたいですね。