神谷町駅直結の歯医者・歯科

きれいな歯並びは、歯の手入れが簡単になるだけでなく、虫歯や歯周病の予防にもつながります。また、表情を明るくみせてくれるといった効果もあります。一方、歯並びで悩んでいる方も多く、その原因は出っ歯や受け口、乱杭歯などです。

専門用語で、このような歯並びの悪さや嚙み合わせの悪さを不正咬合といいますが、これによって口元の形が悪くなるため、人と話すことや人前で笑うことに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。

ときには、それが引きこもりにつながったりもします。歯磨きの際にも歯並びの悪さが原因で歯垢をしっかり落とすことができず、虫歯や歯周病になったり、口臭に問題がでたりもします。

不正咬合の治療として、歯の切削や被せ物を使用することで改善にいたるケースもありますが、他の方法として歯科矯正があります。
歯科矯正とは、歯や顎の骨を矯正装置を使用することによって徐々に動かし、顎の骨の成長を操作しながら、歯並びと噛み合わせを調整する治療のことです。

多くの場合、矯正治療は乳歯から永久歯に生えかわる小中学生の頃に開始します。
開始時期については様々で、乳歯の段階で治療をはじめる方が上手くいく場合もありますが、大人になってからの治療でも遅くないケースもあります。

矯正治療は技術の進歩と器具の発達によって、大きく治療の可能性が広がっています。治療期間については、だいたい月1回から2回の通院が目安になり、治療完了までは平均2年から3年となっています。

しかし、症状によってはそれに限らず通院が長期になるケースもあります。また治療後、観察が大人になるまで必要になる場合もあります。不正咬合の程度や原因、また生活習慣や口内環境により治療期間はかわってきます。

そのため、早期に診察を受けることが望ましく、専門の歯科医師と治療の方針や計画について相談、確認をすることが大事になってきます。

「歯科矯正は子供の治療」といったイメージをお持ちの方も多いと思いますが、大人になってから矯正治療を受けることは珍しくありません。大人でも子供でも基本は変わらず、「歯などに矯正装置を装着することで、正しい位置に歯を動かす」という方法を用います。

アプローチの仕方が多少異なることはありますが、歯並びを整えることは、大人になってからでも全然遅くはありません。ひとつ、大人と子供で異なるのは、矯正装置が目立つことです。

学生であればさほど問題ではありませんが、社会人になれば矯正装置をつけたまま職場に赴くことになり、少しためらいを感じることがネックになるかもしれません。

しかし、治療の技術や装置も最近では非常に進化をしており、いろんな矯正装置がでてきています。

なかには、人の目が気にならないように工夫された矯正装置や装置を歯の裏側に装着するタイプのものもあり、ニーズに合うものを選んでいただけるようになっています。

歯科矯正の治療方法について、大人と子供では大きく違う方法をとります。大人の場合、顎の成長がすでに止まっており、固定化されていることにより、矯正器具を装着しても顎の骨を動かすことができず、歯を移動させる空間を作れないのです。

よって、大人の場合は健康な歯を抜歯することによる空間確保が必要になってきます。一方、子供については、顎がまだ成長をしている段階ですので、顎の骨を拡張しながら同時に矯正を行うという方法をとります。口内自体を大きくさせることで、歯が動く空間を確保します。

多くの場合、骨の成長がすでに止まって固定化されている大人の方が、子供に比べると治療が長期化するとされています。

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